ふかいかわ

悩んでいないように見えて悩み、つまずいていないようでつまずいてて、楽しくないようで実は楽しんでる。

ひさびさに具合悪いと思ったら、前も9月。

単に季節の変わり目だからかな。

もしかしたら知らぬ間に悪い病気に侵されていたのかもしれないと真剣に悩んだけど、これ見たら1年前の同じ時期に具合悪くしてる。来年は予測して休むようにしよう。今日は早く寝たい。

 

本当の自分?

したいことは後回し、言いたいことは言わず、とにかく最小限の燃費で生きようと努力する私。そんなのストレスだ。でもその流れを変える勢いはなく流れに身を任せ、どす黒い感情はため息で追い出す。

 

共働きで子供のことはほぼ私、家事も手伝ってくれない、1日があっという間に終わり、1ヶ月が過ぎる。月が変わった…と思ってると、気づけば季節も変わってる。じっくり自分を見つめ直す時間もない。

 

時々空を見て、ああ、いいな、と思う。ずっと見ていたい。昔よく一人で新宿御苑の芝生で寝ころがってた。わざわざ入場料を払っているだけあって、おかしな人はあまりいなかった。今のことは知らないけど。20年も前の話。まあ、私もおかしな人ではないという前提で。うるさくしないよ。

ヨガマットくらいの敷物をクルクル丸めてリュックにさして、井の頭線で明大前で乗り換えて、京王線で新宿まで。南口からテクテク歩く。御苑に長くいると帰り道のテクテク中の雑踏がより一層ざわついて感じた。京王線に乗り込むと現実に戻った諦めに似たさみしい気持ちになったりしてね。他にもいろいろ行ったよ、でもわたしの中では特別だな。

 

ここでもちょっと車で行ったところにだだっ広い公園あるんだよ、芝生も広い。でも一人で行くの怖いんだよな。山が近いからクマ出るし。心配で寝てらんねぇ、、

 

ま、海が一番好きなんだけどね。

日本海なら2時間半、太平洋なら1時間半か。日本海育ちだから夕日が沈むあの瞬間を見たいんだけど、帰り遠い、高速の運転で余韻ゼロ。わたし長く運転するの苦手。夕日のオレンジに輝く様をみて子供ながらに毎回綺麗だと思っていたこと、それが海に溶けて小さく小さくなって、光が消えてなくなった瞬間のそれまでのドキドキが冷めていく感覚。夜の星空に包まれて、無限の宇宙を感じて自分の考えが及ばずにただただ星空の奥へ奥へと入り込んで無になる瞬間。真っ黒な海で鳴く鳥に現実に引き戻されて、現実の夜の暗さに怖くなったこと。家に入って現実を突きつけられること。

 

海が見えるところに住みたかったけど、ここは内陸ど真ん中。ザ盆地。360度見渡せば山ばかり。東京から引っ越してくるまでバタバタで、ここでの暮らしを想像するのも子供の学校や、親戚付き合いや、仕事のことで頭はいっぱい。その自分の夢なんて隅の隅に置いて忘れてたよ。わたしはここで生きるんだなと深く思ったのは 、川にかかる橋の上を車で走ってる時。川に馴染みがない私、見渡せば山々。海遠いな。

 

次連休来たら海行こう。

できれば一人で。